無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「いーから!!ちょっと座って!!」

無理矢理お兄ちゃんをその場に座らせてジャージを捲る｡

「これっ…!!」

お兄ちゃんの右足は青紫色に変化していて熱を持ってる｡

この怪我絶対あたしを助けたときにできたんだ…｡

「あたしのせいだ…あたしを助けたばっかりに…お兄ちゃんに怪我させちゃっ…」

ぽろぽろと涙があふれる｡

「んなもん痛くもねーよ｡ららが気にすることじゃねぇ」