Eternal Love…
第18章 ふたつの片想い
「お兄ちゃん大丈夫!?あたし肩貸すから!!」
「ん…」
お兄ちゃんの肩をしっかり持って休憩室まで入る。
「ここに座って。今手当てするから」
近くにあったパイプ椅子にお兄ちゃんを座らせて足をアイシングしてあげる。
お兄ちゃんの足は最初に怪我した時と同様にすごい熱を持っていて…腫れ方もひどい。
「お兄ちゃん痛いよね…」
もともと怪我してたんだからやっぱりやらないようにしっかり止めておくんだった。
そうすれば怪我も悪化しなかったかもしれないのに…。