Eternal Love…
第20章 マリンランド
並ぶのは嫌だけどウォータースライダーに乗りたい気持ちが勝ったあたしと司は気長に待つことにした。
「早く乗りたいねー…」
「本当に。めちゃくちゃ暑いし」
真夏の太陽がジリジリと容赦なく
あたしたちに降りかかってくる。
あつーい…これ…
ウォータースライダー乗る前に
バテる可能性ある。
「らら…暑いだろ?俺の影に隠れてな。あんまかわんねぇと思うけど」
そういって司は自分のかげにあたしを入れてくれた。
長い司の影はあたしをすっぽりと
隠してくれて…
何かちょっぴり涼しく感じられた。
「ありがとね司。司って本当優しいよね」
いつも親切にしてもらってて申し訳ないくらいだよ。