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「それではっっ!いってらっしゃーいっ!」

その声とともにおもいっきり押されてあたしたちはウォータースライダーを滑り始めた｡

「きゃあぁぁあぁ!」

「うわーっすげっ!」

ウォータースライダーは思った以上に速くて…でもものすごく楽しい!

だけどあたしたちの滑り方が上手なのかどうかわからないけど異常にスピードが出てしまってあたしたちの前に滑った人たちに追い付いてしまった｡

「このままじゃ激突しちゃうっ!」

「俺に任せろっ!」

そういって司はあたしの体をぎゅっと抱きしめて自分の足で必死にブレーキをかけようとする｡