Eternal Love…
第23章 身に迫る危険と恐怖
「他になにかされたのか…?」
お兄ちゃんの問いかけにあたしは素直に全部話した。
朝来たら黒い封筒が入っていたこと
グラウンドに行く時に上から植木が落ちてきたこと
靴のなかにがびょうが数個入っていたこと
全て話終わるとお兄ちゃんも司もすごい怖い顔をしていた。
「…これ嫌がらせの度過ぎてねぇ?零くん」
「植木落とすとか…一歩間違ってたらららが死んでたかもしんねぇ…こんなことしたやつマジで許さねぇ…」
そして
「らら怖かっただろ?俺がお前を守るからな?」
「お兄ちゃん…」
ぽんぽんと優しくあたまを撫でてくれたお兄ちゃん。
「俺もららのこと守るっ!」
「ありがと…司」
2人の優しさに涙が出そうになった。