Eternal Love…
第24章 零の心~零side~
「見損なったよ零くん」
思いっきり拳を握りしめて
司は俺をぶん殴ってきた。
「…っ」
司の怒りの拳をくらった俺は
唇が切れて血が出てきた。
「零くん最低だよ。行くぞらら」
司はららの手を引っ張って屋上を出ていった。
やっと────────
終わった────────。
「お疲れ様零くん。いい演技だったよ?」
「うるせぇ…1人にしてくれ」
「はいはい。じゃあ後でね?」
莱香は司に殴られた男たちを連れて屋上を出ていった。
屋上には俺1人しかいない。