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Eternal Love…

第25章 揺れる想い


赤,ぴんく,黄色,青の順に看板を飾り付ける。

そしてそろそろ終盤に差し掛かったとき。

「はいららお花!」

「ありが…っあ!」

ぶわっ!と

強い風が吹いてきて

手渡されたお花が宙に浮いた。

そのお花を追いかけるようにあたしの体も反応してしまって…

ぐらぐらしていた脚立からバランスを崩してしまった。

「きゃ…っ!」

「らら!?」

そして脚立から転倒。

真っ黒のアスファルトにごちんっ!
と頭をぶつけてしまった。

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