Eternal Love…
第31章 12月24日
「ど?おいしい?」
「ん。めちゃうまい」
あたしの料理をおいしいと言って
食べてくれるお兄ちゃん。
ままに聞いといてよかったぁ。
「ふぅー食った食った」
豪華な夕食を食べ終えた頃。
…そろっと出してもいっかな?
席をたって冷蔵庫のとこにいく。
「お兄ちゃん!実はまだあるんだ!」
「ん?あるって?」
「じゃじゃーんっ!」
頑張って作った苺ショート。
「…これららが作ったの?」
「うんっ!」
「食ってもいい?」
「もちろんっ」
包丁でケーキをカットして
お皿に盛り付ける。
お兄ちゃんはケーキを
一口ぱくっと食べた。
「…お、おいしい?」
一応自信作の苺ショート。
「…うまい!」
「ほ、本当に?」
「嘘言ってどーすんだよ。ほれ、食ってみ?」
フォークでケーキをすくって
あたしの口に運んでくれる。
食べてみると甘さがちょうどよくて
苺の甘酸っぱさがおいしかった。
「おいしぃ…」
「だろ?」
「うんっ」
2人でケーキを食べた。
おいしいって言ってもらえてよかった!