Eternal Love…
第35章 駆け落ち
ピピピピッピピピピッ
まだ外が暗い早朝5時。
アラーム音で目が覚めた。
パパとママは寝てるかな?
2人とも早起きだからな。
「よし…始めよ」
そんなことを考えながらあたしは
少し小さめのキャリーバッグに荷物をつめた。
とりあえず、必要最低限のものだけ詰め込んで荷造りは完了。
小さめの鞄には財布にメイクポーチ、自分の通帳を入れて。
「荷物はこんなもんかな?」
…なんかこうやって荷造りしているとこれから旅行にでも行く気分になる。
…いやある意味旅行なのかも。
荷造りを完成させたら次は着替え。
なるべくあったかい格好をする。
…これからどこ行くかもわからないし。
部屋の時計をみるとそろそろ
6時30分になろうとしていた。
やば…早くしないと遅れちゃうな。