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Eternal Love…

第6章 大切な妹~零side~


髪もすっかり乾ききってドライヤーのスイッチを切ったと同時くらいに俺の携帯が制服のズボンのポケットのなかで震えた。

ららに断りをいれ電話に出る。

「もしもし??」

「あっもしもし零くん??」

電話をかけてきたのは先ほど俺の頬にキスしてきた張本人の莱香だ。

「どうかした??」

「んーん。たいした用じゃないんだけど…ほら…その…」

口ごもっているようで何か言いにくい内容なのか??と思う。

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