テキストサイズ

眠れぬ王子と猫な僕

第15章 愛しき王子




















また前と同じ………










適当な食べ物を床にばらまく。




















僕は蹲って、少ないご飯を味わって食べた。
























璃依さんが怖い……




















そばに居たくない………。























瑛兎さんに抱き締めてほしい………。

















そんな想いを押し殺してまで、











僕に生きる価値なんてあるのかなぁ…






















そう考えるとひどく胸が痛んだ。


























「もう……寝てしまおう………」



















このまま二度と目覚めなければ楽なのに………
























光が見える。


























けれどそれは……












































遥か遠い……………








闇のむこう…………











なんだよね?






ストーリーメニュー

TOPTOPへ