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天然男子を攻略せよ

第2章 同棲生活…?!


「じゅんじゅんやっぱ最高だわ!! 昔から何一つ変わってないよね。」

「確かに。 ほんと子供の頃のままって感じ。」


「えっ? なっちゃんも優子もそれはひどいよー!!」


今まで男子と喋っていたはずの純がすぐ側にいて驚いた。


「わっ!! 急に話に入ってこないでよ~。」


「だって優子の声大きいから聞こえてきたんだもーん!」


……確かにそれは否めない。


その張本人優子は他のクラスメートと何やら盛り上がっていた。


「本当みんな朝から元気だよねー…。」


ため息混じりに私は言った。


「なっちゃん何で朝からそんなに疲れてんの?」


………。


言葉を返す気力もない。


それにも関わらず純は


「昨日寝るの遅かったの?」

とか

「朝お母さんに怒られたの?」


とかいろいろ聞いてくるがいちいち相手してると本当に体力が持たないからとりあえず無視した。

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