
BL短編集
第1章 かわいい系の悪魔
自分が男のを加えるなんて思ってもなかった俺は口に入れられるだけでなにをどうやればいいかがわからなかった。
「ねぇ舌動かしてよ…」
東原は俺にそう言った。
「んっ…ぅっ…」
やり方もわかんないのに…
そんなの無理だ…っ…
「…はぁ……」
東原はわざとらしく大きなため息をついた。
それと同時に東原が腰を動かし始めた。
「んっ!!
ふっ…ぅあっ…」
グチュッ…グチュッ…
くっ苦しいっ…
東原のでかすぎるだろっ…
「っは…萩野君っ…?」
東原が俺を呼んだけど返事はできないから上目遣いで東原を見た。
「っ…かわいすぎっ…」
律也は気持ちいいのを我慢するように微笑んだ。
