テキストサイズ

BL短編集

第1章 かわいい系の悪魔




東原にそう言われて俺は顔がカァッと熱くなるのが分かった。


「っ……」


頭を撫でる東原の手が止まった。


「どうなの?」


東原はわざわざしゃがんで俺の顔を下から覗いてきた。


「あ…」


いやでも東原と目が合ってしまった。


「あれ…
萩野君顔真っ赤だよ?」


東原は自分の両手で俺の頬を包んだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ