
BL短編集
第1章 かわいい系の悪魔
「萩野君…っ?」
俺が名前を呼んでも萩野君は反応なし。
きっと何回もイってたから失神しちゃったんだ…
目を瞑る萩野君の顔をジッと見る。
「やっと…手に入った…
ずっとずっとこうしたいって思ってたよ…?」
俺は萩野君の額にキスをして…
「他のやつなんかと仲良くしたらめちゃくちゃにしてあげるから…」
そう呟いて首もとに俺のという印をつけて…
ギュッと優しく萩野君を抱き締めた。
見た目なんかで判断してもらったら困る。
見た目は見た目中身は中身…
勝手な妄想した萩野君はバカ。
でももう俺から離れられないような体にしてあげるからね…
END
