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BL短編集

第1章 かわいい系の悪魔




人が入ってきたにも関わらず俺は手をゆっくりだけど動かしてる。


その時…


「っあ…」


一瞬自分の口から声が漏れてしまった。


しくった…
まじやべぇよこれ…


入ってきた人の足音が俺の入っている個室の便器の前に来た音がした。


コンコンッ…


どうしよ…


コンコンッ…


これってもうでるしかないのかな…


「…萩野君?」


この声っ…

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