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拘束【糸繰編】

第6章 転室

ある日、私は転室することになった。

理由を聞いたら、症状が安定しているからとのことだった。
具体的な根拠も何もないまま、私は転室することになったのだ。

そう、確かこの日は…覚えている。

あの人がきた。

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