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拘束【糸繰編】

第7章 相部屋にて

私は相部屋に通された。

ルームメイトといっていいだろうか、相方は20代前半。どことなく変わった印象を受けた。
名前は、そうだな、アンドロにしようか?
アンドロをみていて、違和感をかんじたのは、動きがなんというかカクカクしている。もっとも、アンドロにとってみればそれが普通なのだろうし、そもそも、普通という概念なんてものは陳腐なものだから、別にどうだっていい。

ずっと長く一人で生活していたから、私は、アンドロが変わった人間であっても、話相手ができるのは、やっぱりありがたかった。

ただ、アンドロが変わり者は単に行動がカクカクしているわけではなかったのだ。

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