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「 Te amo。」

第11章 友達。

画面に出た “ 黒澤 渉 ” の名前を見て蒼が溜息をつきながら言った。

「・・・出たら?」

柚子「うん・・。」


ここ数週間、こんな感じで頻繁に渉から電話がかかってきている。
それを蒼も知っていた。



通話ボタンを押し、耳に当てる。

ピッ 『 もしもし?』

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