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「 Te amo。」

第12章 バレンタイン。 ーそれぞれの想いー

今日は蒼の家に来ている。


キッチンは甘いチョコレートの香りでいっぱいで、なんだかそれだけで幸せな気分になれた。

蒼「柚子はチョコあげるの?」

柚子「えっ」

そう。迷っているのです。
だって、もうふられちゃってるし。

でも・・・

柚子「あげたいな〜と・・・思ってる。」



蒼「じゃあ・・・美味しいチョコ作らなきゃね♡」
蒼がにっと笑う。「私もささやんのために♡ 柚子、ガンバロ?」


柚子「へへ。 うん。」
蒼の笑顔につられて私も笑った。

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