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「 Te amo。」

第12章 バレンタイン。 ーそれぞれの想いー

部活が終わって私とレオナルドは急いで帰り支度をしていた。


「あれ?柚子達もう帰るの?」
いつも部活終わった後は準備室でみんなで喋ってから帰るから蒼が不思議そうに聞いてきた。


「うんw レオと牛丼食べに行くの♫ あ!蒼も行く?」

「えっ!!」
レオが驚いていた。

「え?レオどうかした??」

なぜレオが反応するの?



不思議に思っていると蒼がなぜか慌てるように言った。
「あー!行きたい!けど~ごめん☆今ダイエット中なの☆」


「そうだっけ??」

「そうそうw あ、ほら早く行っておいで♡」

「うーん。じゃあ、また明日ね?」


ちょっと疑問の残る感じだけど、まぁいいや。

私たちは蒼に見送られ音楽室を後にした。

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