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逆ハー!?

第3章 入学式

「え?」

あ、口に出ちゃった…

「私が太すぎるのは充分自覚してるけど…
凛ちゃんも細すぎる!!
なんか隣歩いてて自分がすごく悲しいよ…」
と本音をぶちまけて凛ちゃんの方をチラッと見る。

あ…
ちょっと困ったような顔してる…

「た、確かにあいはちょっとポッチャリしてるけど…
すっごいデブって訳じゃないし、顔もかわいいし…
おまけに胸がでかいんだから良いじゃない!
私だって羨ましいわよ!!ww」

凛ちゃんは私の少ない長所を一生懸命見つけて言ってくれる。
良い子だな〜

「はは、ありがとww
凛ちゃんが言うほど実力ないけどちょっと自信持てた!!
大体凛ちゃんの隣は私の特等席だもん!
恥ずかしがってちゃ誰かに取られちゃうよね〜!!」

そうだよ、こんな美人な子の親友なんだから胸張らなくちゃ!!ww

「ふふっ、よかった!!
あいの隣も私の特等席だからね♪」

「うん!」

なんて話しているうちに式が終わった。
ていうか今入学式だ、って事忘れてたww

とりあえず私たちはもう解散!
クラスはさっき配られた紙に書いてあったし、担任の先生は明日の始業式に発表らしいから♪

「じゃ、凛ちゃん一緒に帰ろ!?」

「ゴメン、あい!
私お母さんに迎えに来てもらうの。
弟の面倒見なくちゃいけなくて…
ホントにごめんね!!」

「いいよ、大丈夫!!
その代わり今度弟君見せてよね〜ww」

「分かったわw
じゃあまた明日ね〜」

「うん、また明日!!」

ブロロロ…

とは言ったものの…
他に友達いないしな〜
1人で帰るか…

「あれ、あいじゃん。」

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