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みえない鎖

第21章 独占欲

「次、やったら縛るからな」

・・・縛るって、また?
っていうかまだ、視界は覆われてるまま。

「ネクタイ外していい?」

「ダメ」

「アキの顔見たい」

「・・・・・・・・・後で、な?」

アキの腕が私の身体を引き上げると、太ももやお尻辺りも人肌で暖かく感じる・・・これ、アキの上に座らされた?

状況を脳内で考えてる間に、両足を曲げ、思いっきり開かされたからっっっ、

「このカッコ、ヤダぁ」

私は見てないけど、この格好をアキは見る事が出来る訳で・・・。

思わず、手を顔で覆い、足を閉じようとするけど、下にあるアキの足が上手く閉じるのを邪魔してる。

「見ないで」

「ここからは見えねえよ。ただ、こうやって・・・」

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