みえない鎖
第28章 変化
香奈子さんのはしゃぎっぷりと対照的に、私の気持ちは沈む一方。
というか逃げ出したいッッ!!!
さっさとアイスティ飲んで帰らないと、まだまだ部屋の中は段ボールだらけで・・・。
「ごめんね、瑠璃ちゃんには関係のない事なのに。でも嬉しくて仕方なくてね」
ハイテンションの香奈子さんの話に、何となく相槌を打ちつつ、ストローを袋から取り出し、刺してかき回すと、カラカラと氷の涼やかな音が耳に入る。
「でね、さっきメールが来て、近くにいるっていうから、ね」
コップを持って一口。うん、アイスティは美味しい。申し訳ないけど適当に相槌を打ち続ける。
「呼んだの。あっ、こっちこっち!!」
手招きする香奈子さん、何も考えず振り向く、と同時に手から力が抜け、落ちるアイスティ。
ガシャンッッ
目に捉えた人物は、元カレ、だった。
というか逃げ出したいッッ!!!
さっさとアイスティ飲んで帰らないと、まだまだ部屋の中は段ボールだらけで・・・。
「ごめんね、瑠璃ちゃんには関係のない事なのに。でも嬉しくて仕方なくてね」
ハイテンションの香奈子さんの話に、何となく相槌を打ちつつ、ストローを袋から取り出し、刺してかき回すと、カラカラと氷の涼やかな音が耳に入る。
「でね、さっきメールが来て、近くにいるっていうから、ね」
コップを持って一口。うん、アイスティは美味しい。申し訳ないけど適当に相槌を打ち続ける。
「呼んだの。あっ、こっちこっち!!」
手招きする香奈子さん、何も考えず振り向く、と同時に手から力が抜け、落ちるアイスティ。
ガシャンッッ
目に捉えた人物は、元カレ、だった。