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・・・アキって何者？

それ以上の会話が続かず、アキを凝視していると、アキは苦笑いした様だった。

が、それ以上アキは反応せず、ボタンを押した階に着いた。

手を繋いだまま、アキに導かれる状態でホテルの中を歩く。

やがて、とあるドアの前に着くと、カードキーで鍵を開け、部屋の明かりが点いた時点で部屋の中に入った。

へ、部屋が広い。
複数の部屋に仕切られていないけど、部屋が広く、ガラス窓から見える夜景が凄く綺麗だった。

部屋の電気を消すともっと綺麗じゃないかな。

って、部屋の余韻に浸る前に・・・。

改めて手を繋ぎっぱなしのアキの方を見る。