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みえない鎖

第12章 清めるカラダ

「・・・え?」

急に刺激が止まって戸惑う。
アキはパンティから手を抜くと、左手で私を支えたまま、部屋の奥に誘導する。

「先にシャワーしてこいよ。そろそろ腹減ってきただろ」

確かにホテルに戻ってきたのは、ホテルでのディナーを楽しむ為だったけど・・・、

今はソレドコロジャナイ・・・。

割れ目の奥から燻り悶える熱の行き場が無くて、もどかしい。

2人でシャワーがあるガラス張りの場所に入ると、私を壁に寄りかからせてから、

アキはさっさとシャワー室の外に出て、洗面台と併設してる浴槽に湯をため始める。

「なあ」

シャワー室にいるとはいえ、境のドアは開けっ放しだから、浴槽に溜まる水音が若干煩くて、アキの声が聞こえづらい。

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