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アリスは処女

第5章 手紙



「あぁ…気持ちよかった…」

私はお風呂から出ると
パジャマのワンピースを着て
ホールに向かった。


「姫…?
どうかなさいましたか?」

「いえ…ちょっと様子を…」

「そうですか。
片付けはもう終わりますから」

「そう…。お疲れ」

「私の勤めですから。
姫はもうお休み下さい」

「いえ…ここで、待っているわ」

「でも…」

「部屋は1人で退屈ですから…」

「……分かりました。
すぐ終わらせます」


するとクリッジは
キッチンの奥に姿を消した。

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