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君がくれたぬくもり

第17章 悪魔の顔






それは突然だった。








「陽菜ちゃん、これ三番テーブルに運んで~」


「はーい」




いつもどおり西田さんから料理を受け取り、テーブルに運んでいく。




「お待たせしました、こちらデミグラスハンバーグセットでございま…」


「陽菜?」





―――ガシャンッ!!!!




持っていた料理を床に落とす。





嘘………でしょ……?





そこにあったのは






「陽菜よね?」








悪魔の微笑み。




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