テキストサイズ

君がくれたぬくもり

第31章 変わる






ぐでんとなる岳の手から焼酎を奪う。



「飲み過ぎだよ?」



岳はトロンとした目で陽菜を見ていた。



完全に酔い潰れるパターンだ。



「……返せよ…」



岳は陽菜の手から焼酎を奪おうとする。




「ちょ、だめだって…きゃっ!」



パシャッ


奪い合いによって、グラスの中の焼酎がこぼれた。



あぁ…服がびしょびしょ。




「もう、最低……」



陽菜は岳にグラスを渡し、お風呂場に向かった。




ほんと、酔うとどうしようもないんだから!




「やーん…」



せっかくの服がお酒臭い~(泣)



どうしてくれんのよー!!




ストーリーメニュー

TOPTOPへ