誘ってんの…?
第4章 わたしが悪いの?
*朝9時*
「お兄ちゃん、優菜ちゃん起きてよ~。陽奈も起きたよぉ。ねえねえ」
手前で寝ているわたしを
つんつんする陽奈ちゃん。
「ん………。あっ陽奈ちゃん。ごめんね。じゃあ朝ごはん作ろっか?」
重たい目を頑張って
ひらいて起き上がるわたし
悠夜はまだ寝ている。
ご飯できたら起こそうかな…
「よし!」
「陽奈も作るの手伝うー!」
2人で朝食を作り
わたしは悠夜を起こしにいく
「悠夜~?朝ごはん作ったよ~。…あ。」
悠夜の寝顔…
ちゃんと見たの初めてだ。
まつげ長いな
羨ましい!!
「ゆっ…悠夜!はっ早く起きろ!!ばかぁ!!」
そういって
悠夜の上に飛び乗る
「ううぁ…!」
うめく悠夜
もぞもぞして二度寝しようとしている
「こらぁ!二度寝するなよ~?」
そういって悠夜の上で
暴れ出す
しばらくして…
「このやろっ仕返しだぁぁぁ」
「え?きゃああ」
悠夜は優菜をぽーーんと
跳ね返して飛び乗った
「ちゅっ」
「なっなによ、朝からもう…//」
「ふふーん♪し、か、え、し、だ!」
「あっ…朝ごはん作ったから!!陽奈ちゃんも待ってるんだからねっ!」
といって抱きつく悠夜から離れる
「はいはい。すぐ行くよ(笑)」
わたしたちは朝ごはんを食べて
わたしはすぐ家に帰ることにした。
「じゃあ、また学校でね!メールするから」
「おう。じゃあなー!」
「また来てね。優菜ちゃん!」