誘ってんの…?
第4章 わたしが悪いの?
*莉子の家*
大きな庭に大きな家
すごいな…!
前にも1回来たことがあった
でもやっぱり庶民のわたしからすると
何回みてもすんごい豪邸。
莉子の部屋に行き
紅茶とマカロンがだされた。
「ありがとう。なんか(笑)」
「大丈夫だよぉ。莉子が誘ったんだし!」
とりあえず、相談は…?
「あっ…」
「今日は何してたの?」
莉子が話を持ち出した。
「今日?悠夜の家に泊まらせてもらって…だからその帰り道だったんだ」
そのときティーカップを持つ
莉子の手が止まった。
「そう…なんだ。やっぱり…」
ん?やっぱり…?
「どうかしたの?」
「え?いやいやいやなんでもないよぅ!そそっ…そのお揃いのネックレス可愛いぃ」
「ほんと?ありがとう!…あれ?なんでお揃いって知ってるの…?」
その瞬間、莉子の目が
鋭くなった
「……」
「尾行してたの…?」
わたしは鳥肌がたった
「あははははははは」
莉子は笑い出す
「そうよ尾行したのよ悪い?あなたたちが公園でキスしたのも、悠夜くんがかったピアスもぜーーーんぶ見てたし覚えてるよ?だって莉子…悠夜くんが好きなんだもん。」
わたしは怖くなった
いますぐ逃げたい…そう思った
「莉子ね、悠夜くんに好きって言われたくて…。悠夜くんのいろんなとこを知りたくて。なのになんであなたごときが悠夜くんの彼女になれるわけ?莉子の方が可愛いし悠夜くんを幸せにできる!あなたが…あなたがいるから…」
「莉子ちゃん落ち着いて?」
「落ち着けるわけないじゃない!!もう我慢できないわ。莉子が悠夜くんから離してあげる。嫌われればいいのよ。」
「えっ…やだなに…」
莉子は不気味に笑う
「そうだぁ!悠夜くん以外の男とセックスすればいいのよ。莉子頭いいー♪」
優菜は鞄を持ち逃ようとする
「あれぇ?逃がさないよ?」