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キミと一緒に…

第1章 中学生!!




「亜美、このあと予定ある?」


「んー、特にないけど…。」


今日はあんたたちにダメージ受けすぎて家でゆっくりしとこうと思っただけだし。


「なら、家でもっとバレーについて話さない?知れば知るほど面白いスポーツだから。」


んー、まぁあの性悪男がいなかったらいっか!


「いいよ!…1つ質問いい?拓ちゃんはどーやってバレーボールを知ったの?」


「和輝だよ。あいつ、小2からバレーやってるからうまいんだよな。」


あいつ…バレーボールやってんのか…。どーりで背が高いわけだ。いや、私がちっちゃいのもあるんだけど…。あれ?そういえば。


「ねぇ、拓ちゃん。あいつとは今日始めてあったんじゃないの?」


「違う違う。あいつとは入学式の日からの付き合いだよ。」


入学式?あ、そっか。今日は対面式だ。いやー校長先生が入学式みたいな挨拶するから錯覚しちゃったよー。


「でさ。俺あいつと出会う前からバレーボールに興味持ち始めてさ。けど、ちょー初心者だから技術もルールさえもさっぱりでちょっと心がおれかけてたときに丁度和輝にあって、バレーボールのことおしえてもらったんだよ。んで、春休み中はずっとバレーのことばっかwほんと自分でも呆れたわw」


「へぇ。」


やっぱり拓ちゃんはすごいや。バレーボールに興味を持ち始めて数週間でこんなにもバレーボールについて覚えちゃってるんだもん。なんだか…もっとやりたくなってきたな…。

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