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Sカレっ

第9章 初恋



「…ごめん、沙耶華…」

『大…丈夫』

「もうしゃべんな。つらいだろ」

『うぅん…ハァ』



引っ越しした後、新しい学校の手続きや親父の墓参りやらで当分見舞いに行けなかった。



ようやく落ち着き、何週間ぶりに病院へ行くと、病室には沙耶華の姿はなかった。

看護婦によると、退院したそうだ。
急いで沙耶華の家へ行った。




そこで俺は見た。

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