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Sカレっ

第1章 入学式



ドンッ


「っあ」

いきなり背中を押され、よろけて優に飛びつく私。

「大丈夫??」

「ん…誰かに当たっただけ…」


後ろを振り向くと、不機嫌そうな長身の男子が私を睨んでいた。


「……わり」


ぼそっとその長身男は呟き、新入生の列の中へ消えていった。

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