
恋歌
第4章 鈍感
7月18日。
もうすぐ夏休み♪
あたしはいつも通り登校していた。
「大倉さん…」
「ん?」
…あ、このこ…
あたしに声をかけたのは
三組の中崎麗奈ちゃん。
顔は綺麗系で美人。
強気でリーダーシップ
後ろに三人くらいつれてる
「なぁに?」
…「あんた、平助の彼女かなんか
なの!?」
え!?
「ち、違う!!」
告白されたけど付き合ってないし!!
「じゃーなんで帰り一緒に帰ってんの!?なんであんなになかがいいの」
え、え!?
「えっと、幼なじみだから?」
「幼なじみ関係ないじゃん!!
なんも関係ないんならこれから平助と喋らないで」
