
恋歌
第5章 嘘
「奈々!一緒に帰ろ~ぜッ」
・・・平助、私の事待っててくれたんだ。
(帰り道あいつらと違うし、
・・・帰りくらいいいでしょ。)
「うん!!!」
私は笑顔で平助のもとへ走った。
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「なぁ、奈々。
お前最近俺の事避けてるだろ。」
うっ・・・
いたいとこを・・・
「・・・・・ん。
ちょっと・・・ね。」
「俺が告ったから?
もしかして告ったからきまづい?」
「・・・いや、そうじゃなくて・・・」
言っていいのかな。
…今いないし、いっていっか。
「実は・・・」
