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捨て犬と俺と…番外編!!

第1章 子犬の記憶



僕が小さい頃、両親は事故でこの世を絶った。


小さいころの事はあまり覚えてないがこのことだけは生々しく鮮明に覚えている。

冬の凍えるほど寒いあの日。僕は幼稚園に行ってた。その間、親は2人ででかけていた。

その出かけ先の工事現場の近くを歩いていた時に、真上から吊るしていた鉄骨がものすごい勢いで落下してきて父は母をかばう形で発見された。





でも2人とも助かる余地もなく即死だったらしい。


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