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妄想恋愛

第8章 ー9月ー同窓会



夕方の5時頃に中学の約30人くらいが集まっていた。

中学にはなかなか内気な人が、どんどん話をするようになっていたり、髪を伸ばしたり、ピアスをしたり、個性豊かだった。

それでも、中学の人とは馴染みたくなかった僕は、筆記具と紙で絵を描いて同窓会の気まずい空気を過ごした。

今まで、ろくに話さなかった人に絡まれるのが嫌だからだ。

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