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相思相愛*

第8章 気持ち*


燐加 side*

羽「ほんと、あの二人どこに行っちゃったんだろうねー…」

羽揺は小さなため息をついた。


今、あたしと羽揺は“あの二人”、つまり志悠と來亜を探索中。見慣れない京都の街を、ただひたすらに歩き続ける。

羽「あ。」
羽揺は何かを思いついたように立ち止まった。
羽「燐加、ケータイ持ってるでしょ?メールとか入ってないの?」


…そういえば。
『ケータイ』という手段があったのに気づかなかった。

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