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相思相愛*

第4章 過去の決意*



あたしがこの中学に通いたいと思った理由。


「唯一の受験校で、自分の実力を試してみたい。」


母親にこう告げたのは6年生の始めだ。

「別に、そう思うのは構わないけど、」
「燐加、その成績で大丈夫なの?」


母親は本気で心配してくれたようで。


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