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相思相愛*

第4章 過去の決意*


「始めなさい。」


運命の時が来た。

若い女教師の言葉を合図に、
40人が一斉に問題を解き出す。

なんて堅苦しい雰囲気なんだろう。


と思いながらも、あたしも問題に集中する。




…これ、いけるかも…っ!


答えに自信がある。
鉛筆が進む。


あたしは確かな手応えを感じていた。

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