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相思相愛*

第4章 過去の決意*

そんなことより、
志悠があたしの勉強を教えながら自分も勉強をしていたことに驚いている。

そんなに余裕だったんだ…


「…で、燐加はどうだったんだよ?」
「もちろん合格したんだろうなっ!?」

「うん、おかげさまでっ!」
「ありがとうっ!!」


「…そうか。良かった。」


「んじゃ、それだけ言いに来たの。」
「バイバイっ!」

そう言って家に帰ろうとしたとき、



「ちょっと待って!!」

志悠に腕を掴まれた。

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