テキストサイズ

相思相愛*

第5章 「恋」って…?*


「ねぇ、燐加は恋しないの?」

「えっ!?」

教室に帰り、あたしと羽揺で2人になったとき、羽揺がいきなり質問をして来た。

「そういう羽揺は恋してるの?」

「うーん…」
「してないかなっ。」

答えはあっさり返ってきた。

「あたしもさ、」
「恋しないわけじゃ無いんだけど…」
「なんか、胸キュン要素がないっていうか、なんていうか…」

…そう。
毎日に刺激が無いのだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ