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私と君とあの子の物語

第14章 続 流星群

こんなにも孤独を感じるなんて知らなかった


いつかあの日
君と見上げる星が、時間が、空間が、
幸せだった

君が空へ旅立った今日
夜空の闇に押しつぶされそうで
明るい星は見えなかった

君と過ごしたあの時が
あんなにも大切だったって…
君がいない今が
こんなにも辛いなんて
初めて知った


きっと君は大好きだった星になって
同じ空、この時を刻んでいるかな

こんな孤独は初めて知ったけど
星をみる度
幸せな記憶が蘇るんだ

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