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御曹司と護衛女子

第23章 言葉でしか伝わらないものがある



その頃、礼二の両親たちは



………ガチャっ!!




『母さんっ、
中に入るぞ!!』




『あら、あなたっ
珍しいわねこの書斎に入ってくるなんて……』



『なにっ!!
今日は久しぶりに二人きりに
なれるなぁと
何となくここに………』




『そうねぇ、
礼二が産まれてから
私たち忙しくてあんまり
二人きりになることなんか
ほとんどなかったからね………』





礼二の両親は過去を振り返り
二人の愛を確かめあった。

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