御曹司と護衛女子
第4章 1年4組
『せっかく人が………、
誘ったのに、
断るなんてないでしょ!?
しかも初日に………』
『黙れ、オトコンナが、
ボディガードの分際で
俺に生意気な口を聞くなっ!!』
二人の空気は重苦しい雰囲気に
包まれていった。
礼二の一言にキレた結城は
礼二の胸ぐらを掴んだ!!
『勘違いすんなっ!!
あなたのお父さんから
そんなこと言われてませんから、
それに、私は
人の言いなりになるの
嫌いだからっ!!』
『離しやがれっ!!』
礼二は抵抗して、
手を出そうにも簡単によけられ
そして、お腹に強烈なパンチを入れ、
礼二はその痛みのあまり
倒れてしまった。
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