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御曹司と護衛女子

第27章 絶対領域っ!!




『私のことは
いくらでもバカにしてもいいわ……





でも、






礼二をバカにすることは
たとえ親友のあんたでも
絶対に許さないっ!!』







梨子は大粒の涙を流して
結城の胸ぐらを掴んだ





『あんだに……





何が分かるの?





あだぢが
どんなに苦しぐでっ……



ウッ…、




辛かったのが




分かるのっ!!





親友や恋人だろうと
触れて欲しくなかったのよっ!!






…………なのにっ、




どうして私に
話しかけてきたのよーーーっ!!』








梨子は地面に膝をつき
大きく泣き叫んだ






結城は梨子を
オブラートに




丁寧に……





優しく……






綺麗に包み込むように
抱き締めた……













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