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御曹司と護衛女子

第29章 another true




私はあのとき
振られたショックが残ってて
一人で抱え込んでいた




学校の時は
普段通り平静を装うとしたが
精神的に余計に辛かった





その時結城は
私に話しかけてきた





『ねえっ梨子


どうしてそんな
無理なことをしてるの?』







『あの………




そ、それは………




その、つまり……』






ガシッ………





『私たち親友でしょ!?


隠す必要はないわ』






……………あの時の結城は
芯が強くて

純粋で



とっても
優しかった。

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