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御曹司と護衛女子

第10章 眠れない夜


俺は夜は
廊下をウロウロして
気晴らししようとした。



だが、何故か隣の結城の部屋ばかり
気になり、
ドア越しから
こっそり入ろうという
汚い欲望に駆られていたが


ゴソゴソ……


スリッパの擦れる足音に
ハッと我に返り

慌てて自分の部屋の近くに逃げた。



心臓のバクバクは
半端なかった。



黙って見つめていたが
結城の様子がおかしかった!!

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