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やっぱり君が好き

第2章 高校生




その日の授業中 私は奏様のことを考えていた。





いや、正確に言うと奏様じゃなくて 奏のこと。






私の初恋の相手。冴島 奏。





生まれた病院が同じで
家も近くて双子のようにずっと一緒にいた。





親同士も仲良かったから、毎日家を行き来してた。






だけど、小2の時。






奏のお父さんの仕事で遠くに引っ越すことになった。






それから奏には会っていない。






今どこで何をしているんだろう。






久しぶりに会いたいなぁ…

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